Skip links

布地を黒板化するインク開発秘話その1

布地を黒板化するインク開発秘話その1

黒板に関するすべてを集める

布地を黒板化するインク開発…、の前に、まずは黒板について徹底的に調査研究からスタートです。
黒板に関する商品、一般的に販売されているモノを中心に文房具屋さん、画材屋さん、LOFT、東急ハンズ、100円ショップ、ネット販売からと色んなお店から徹底的に買い集めてきました。もちろん、チョークもです。
とにかく、まずは手に入る製品すべてを調査です!そして、研究です!

調査研究を進めると、現在、黒板と呼ばれながらも学校にあるような従来の黒板タイプからスチールに黒板塗装したホワイトボードっぽいが面上は黒色タイプ(それもある意味、黒=Black、板=Boardなので、黒板と呼べますね)と大きく2タイプに分けることができます。

そして、従来の黒板タイプとホワイトボードの黒色タイプはそれぞれ適したチョークが存在することもわかりました。
例えば、従来の黒板タイプだとマーカーペンタイプのチョークは使えないとかです。

他にも徹底的に黒板について共通点、相違点、さらにチョークについても色々と調べました。

黒板に必要なポイントとは!

調査研究する中で従来の黒板タイプもホワイトボード黒色タイプも共通点としては『ザラつき感』があることでした。

ザラつき感の程度があるにせよ、両方のタイプにあるのは、ある意味、当然のことだとも思いました。

それは通常「書くことができる」=「書くためのモノが書き記す側に擦り付けることで削れて跡が残る」ということだからです。

例えば鉛筆、この鉛筆の芯である黒鉛を紙のざらついた部分に擦り付けることで削れた黒い粉が跡として残るので、それが結果的に「書いた」、「書ける」状態になるんです。

紙にも程度の差はありますが、ザラつき感があります。このザラつき感が削るためのヤスリの役割を担っているんです。

ちなみに削れなければ跡が残らない、つまり、書けないということなので、参考イラストのように鉛筆でガラスに書くことは難しいでしょう。
それは「削れない」から「跡が残らない」からです。

黒板とチョークの関係も全く同じですから、黒板にも細やかなザラつき感があります。

そう、この『ザラつき感』が絶対に必要なポイントです。
これを再現しなければなりません…

この『ザラつき感』が書きやすさのファーストステップです・・・