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ドローン仏PJ・仏像を載せる際のTELLOのスペック検証

TELLOの性能検証!

実録ドローン仏プロジェクト Vol.02

ドローン仏のドローンについて

ここからは採用した『TELLO』についてです。

TELLOはトイドローンではダントツ人気を誇る機種で中国のスタートアップ企業Ryze Tech社の製品です。
DJI、Intelの技術を活用し、製品化されたTELLOについては日本ではDJIが取扱窓口になっています。

TELLOの主な仕様(実測/写真の通り)
1.総重量::86g
2.機体重量:57
3.上面カバー:2g
4.バッテリー重量:27g

その他、カタログスペックでは、
・最大飛行時間:13分
*無風の条件下で15km/hの一定速度での飛行を基準にした飛行推定時間です。
・最大飛行距離:100m
・HD伝送:720p
・スマート切替アンテナ:2本
となっています。

機体の安定的なポジショニングのため、機体最下部(底)にオプティカルフローセンサーが搭載(写真されており、こちらが機体の「目」の役割を果たしています。この機体の「目」は画像認識により位置確認をする、つまり、撮影した地面の画像に映る模様を認識し、次の画像とのズレから位置を確認しています。
したがって、暗闇では役に立たず、明るくても真っ白の床や均一なパターンでも十分に機能はしません。

自動車でも同じですが、カタログスペックと実測値には多少の違いがどうしてもあります。
まずは飛行時間(バッテリーの持ち時間)について、このドローンも実測値ではどうなのかと検証することにしました。

TELLOの機体重量については先述の通りで、まずはホバリング状態での飛行時間はどうなのかと検証しました。

TELLOの積載能力と飛行時間

離陸後、バッテリーがなくなり強制的に着陸するまでホバリングを維持する状態で計測しています。

10分56秒8

でした。検証条件は室温25℃の無風状態の室内でした。
また離陸直後から機体着地までを計測しています。
もちろん、新品同様のバッテリーを使い、フル充電の状態です。

カタログ値の13分とまでは行かないしにしろ、約11分程度とまずまずの結果です。

さて、ここからがポイントです。ドローンには仏像を搭載するので重量が増します。
重量が増すと当然ながらパワーが必要、つまりはより多くのエネルギーを消費します。

ドローンに限りませんが、検証以前に何をするにしてもまずは『軽量化』がポイントだというのは間違いありません。

では、このTELLOはどのくらいの積載能力(ペイロード)があるか、つまり、TELLOどのくらいの重さを持ち上げられるかを検証しました。

TELLO積載能力と飛行時間
積載重量:00g 最大飛行時間:10分56秒08
積載重量:10g 最大飛行時間:8分10秒24
積載重量:20g 最大飛行時間:6分50秒17
積載重量:30g 最大飛行時間:6分02秒78
積載重量:40g 最大飛行時間:5分07秒20
積載重量:50g 最大飛行時間:17秒67

テスト方法は離陸後、バッテリーが無くなり、強制的に着陸するまでホバリング状態で飛び続けることとしました。

なお、積載重量70gでもなんとか持ち上がりますが、すぐに着陸しようとするので、常にコントローラーで[上昇]の指示を与え続ける必要があります。さらにその場合、かなり明るい部屋にも関わらず、「周辺光が弱い」のアナウンスが表示されます。

これは恐らくはモーターにエネルギーが優先的に流れて、オプティカルフローセンサーへのエネルギー供給が不足しているからではないかと推測できます。
そのような状態でとにかく[上昇]ボタンを押し続けて上昇させて、最終的に強制着陸するまでを計測すると“43秒05”でした。

積載能力(ペイロード)と航続距離(今回の場合は飛行時間)は相対的な関係であるので、上記の結果は順当で、ある意味、予想通りでした。

重量が増すとエネルギーをより多く使うので、その分、飛行時間は減る・・・、当然の結果です。

この検証結果を踏まえて、さぁ、いよいよ仏像を載せることにしましょう!

>>実録ドローン仏プロジェクトVol.3ドローン“TELLO”に仏像を載せよう!